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女性の結婚適齢期っていつまで?

 独身男女が増えている現代、生涯一度も結婚しない「生涯未婚率」も上昇しています。
昔は女性の結婚適齢期と言えば20代前半で、適齢期の女性はクリスマスケーキに例えられたりしたのです。つまり、イヴの24日までは売れるが25日になると売れ残り、というわけです。

 現代ではさすがに25歳を売れ残りとはいわないでしょう。女性自身が気にし始めるのは、30歳から35歳あたり、そして35歳から40歳あたりで、もしかしたら自分は一生結婚はムリかなと思ってしまうようです。

 これは言うまでもなく、出産年齢と関係していますね。子供を産み育てるということが、結婚において重要となってくるとしたら、遅くとも35歳ぐらいまでには子供を産める環境を整えておきたい。40歳ぐらいになってくると、子供を産むということよりも、子育てが体力的に大変になってくる。だから、そのあたりまでが結婚年齢かなと思えてしまうのです。

 結婚のことよりも、子供が生み育てられないことの方が気にかかるという女性もいます。何か本能的に、子供産み育てたいというエネルギーのようなものが女性を突き動かすことがあるのかもしれません。だとしたら、シングルマザーでも子供を産み育てることは可能ですが、経済的に自立していくだけの能力やほかの女性とは違うと特別視されるような才能のある女性でないと、苦労が多くなるかもしれません。

 
 出産して子供を産み育てるということを結婚の必須条件と考えなければ、40歳でも50歳でも、60歳でも、結婚したい人が現れればそれはその人にとっての結婚適齢期となりえます。

 なので、あなたにとっての結婚適齢期はいつまで?ということになれば、あなたが結婚というものをどう考えているかということになってきますね。何歳で子供産んで、何人育てて、家買って、こんな生活してというような夢があるなら、早めに相手を探した方がいいでしょう。あまり、そういう結婚のイメージにとらわれないのであれば、焦る必要はないでしょう。

 ただ、ずっと独身生活を続けていると、このまま自分は一生一人で大丈夫だろうか、仕事は続けていけるだろうか、親が亡くなったらますます孤独になる・・・など、不安なことがいろいろ思い浮かびますね。



 ところで、この間、あるブライダル系のお店で働いていた女性に聞いたのですが、60代の女性が同年代の彼と一緒に式を挙げるからとウエディングドレスを選びにこられたそうです。
 これから結婚するという女性は、年齢にかかわらず初々しい雰囲気があるようで、ブライダルのお店で働いているその女性は、「かわいくて、なんかいい感じだった」と言っていました。祝福されるときがいちばん、いいときですね。

 一般的に、女性が経済的にあまり不安を抱えなくていいような暮らしをしたいと思えば、たしかに早めに結婚相手を見つけた方がいいでしょう。
 もちろん、人生何があるかわからないので、結婚しても経済的に不安定な生活になることもありえますが、結婚生活を長く続けてきた夫婦ほど保有財産が多くなり、年をとってもある程度の余裕をもって暮らしていけるようです。

 ここに書いたことは、統計的な裏付けをとってお話ししているわけではありませんが、もしあなたが結婚相手がいないとか、自分は結婚できるのだろうかとか、このへんで手を打とうかとか、不安や迷いを抱えていらっしゃるのなら、ちょっと俯瞰したところで、自分にとって結婚てなんだろうと考えるときの参考にしていただけたらと思います。
テーマ  結婚
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