【基本的な相性】:専門分野など共通の関心事があればうまくいきそう。
人から離れてひとりでいることを好むタイプ5同士。タイプ5は自分の世界を持っています。二人がお互いに深く語り合えるような共通の世界を持っていれば、似たもの同士でうまくいくでしょう。
たとえば、学校や職場で専門分野が同じとか、フツーの人ではなかなかそこまでやらないだろうというような趣味や特殊な仕事を持っているなど。そういった世界を共有することで、コミュニケーションを深めていくことができます。興味の対象や専門分野が共通していれば、静かな会話が楽しめるでしょう。ただし、両者の間に共通の感心事がなければ、接点は生まれにくいでしょう。
タイプ5同士のカップルは一緒にいても、あまり話がせず、お互いに別々のことをしていても、それほど不自然には感じません。たとえば、デートのときも、公園の芝生の上で肩を並べて、それぞれに別の本を読んでいたり、喫茶店でお茶を飲みながら一方は漫画の本を読み、一方はゲームに夢中になっていたり。また、家にいてもそれぞれが自分の部屋で音楽を聴いたり、パソコンやビデオに向かっていたり。むしろ、お互いに自分の世界に踏み込まれない方が居心地よく感じるでしょう。
そんな二人が一緒に暮らせば、共通の話題で何時間も話せそうだし、それ以外はお互いに相手に余計な干渉をすることなく、自分だけの時間と空間を保つことができます。まさに「愛しているなら一人にしといて」で、家ではそれぞれ別の部屋で音楽を聴いたり、読書をしていてもそれで寂しくはなく、かえって快適に感じられるでしょう。
典型的なカップル:キュリー夫妻
【関係が悪化するとき】:自分の世界に引きこもると接点がなくなる
お互いに自分の世界に引きこもってしまうと、感情のつながりが途切れてしまう危険性があります。一緒に住んでいても、気がついたらただひとつ屋根の下にいるだけだったということにもなりかねません。タイプ5のカップルはけんかやいさかいによって仲がこじれるというよりも、むしろお互いの無関心によって関係が冷えきってしまうかもしれないのです。