恋の心理学/恋の診断/恋の真理

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相性のいい性格ってあるの?

同じ性格の人でも、いい感じの人とあまり感じのよくない人がいます。性格は同じでも、人間性という面で人によって大きな開きがあるものです。パートナー選びには、その人の人間性についても見抜けなければなりません。

このサイトの相性診断に用いている性格分類エニアグラムのタイプでいえば、基本的なタイプは同じでも、性格の健全度には違いがあり、それによって相性もまた変わってくると考えられています。性格的にはとても健全な人もいれば、まあ普通の段階にいる人、さらに不健全な人までさまざまです。

タイプのネガティブな面が前面に出ている人は、あまり健全とは言えません。ポジティブな面が表に出ている人はわりあい健全な人と言えるでしょう。


その人の性格や人柄については、周りの人の評価がだいたい一致する

世の中には、誰が見ても嫌なやつ、感じの悪い人というのがいるものです。そういう人は男も女も、性格の囚われが大きく、人間性という面で未成熟なところがあります。性格の囚われが大きいというのはその人が自分でやっていることに無自覚であるということです。自分のことがよく分かっていなくて、反応的になっているともいえます。反射的な言動が多くなり、それが本人にも他人にもあまりいい結果をもたらさないということです。

まずはどのタイプであれ、健全な人と付き合おう。

不健全になると性格的な囚われが強くなります。性格的な囚われが強いと周りの人となかなかうまく関わっていけません。たとえば、人間関係でトラブルを起こしやすい人は、性格が悪いのではなく、その人の性格の囚われが大きいために、問題を抱えることになります。情緒的に不安定で、精神的にどこかアンバランスなところがみられます。

性格的に健全な人はだれがみてもいい感じ。

逆に、周りの人からたいてい肯定的な評価を受ける人もいます。誰に聞いても、わりと感じのいい人とか、あの人はいい人だ、信頼が置けるといった評判の人がいますよね。そういう人は情緒的に安定し、精神的なバランスがとれています。人間関係のトラブルは少なく、仕事などもうまく行っているはずです。

逆に、友だちや同僚など、身近で顔を合わせる人の悪口や噂話をよくする人、感情的にキレやすい人、仕事や人間関係が長続きしない人などは、どんなタイプであれ、バランスのとれた人とはいません。健全度が低くなると、その性格の欠点となっている部分がきわだってきます。長所短所はウラオモテとはいえ、短所ばかりがきわだってくれば人間関係はうまく維持していくことができません。

二人とも精神的に健全であれば、たいていうまくいく。

実際のところ、ふたりとも精神的に健全であれば、どんなタイプの組み合わせであれ、カップルはうまくいくでしょうもし、何らかの理由で別れることになったとしても、生きる道は違ったとしても、いい関係を続けていけるものです。泥沼の関係に陥ったり、お互いに傷つけあうような関係にはならないはずです。

ですから、タイプの組み合わせとして相性がいいとか、あまりよくなさそうということだけで一喜一憂せず、タイプを超えた相手の人としての成熟度、人間性にも目を向けてください。

ところが、精神的にアンバランスな人に惹かれることも多い。

よくあることですが、恋の相手には精神的にバランスの取れた人よりもむしろ、アンバランスな人や何か問題のある人、危ないところのある人のほうが魅力的に見えたりもするものです。

日常の人間関係では、付き合いたくないような「嫌なやつ」や「困った人」でも、恋の相手となると、エキセントリックな感じに思えて、魅力を感じるということはよくあることです。そういう相手との付き合いは、深く心に刻まれる恋の体験としては記憶に残るかもしれませんね。映画やドラマのような非日常の恋愛体験になるかもしれませんから。


幸せになるためのパートナー選びと
ワクワクドキドキの恋の相手は別と考えた方がよさそう。

でも、幸せになるためのパートナー探しという観点からみれば、性格的に未熟な人や健全度の低い相手との恋愛は、いずれ破局が訪れるかもしれないということを覚悟しておいた方がいいかもしれません。

あるいは、破局が訪れなければまた、それはそれで先の見えない泥沼の関係や互いに傷つけあい、依存しあうようなかんけいになってしまうのかもしれません。心に傷を負うかもしれません。

あなた自身の幸せのためには、性格的により健全な人と一緒になったほうがいいでしょう。


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