やっぱり美人は得!
美しい女性が職業上の成功を得たり、有名になったり、玉の輿にのったりすると、容貌に自信女性たちのあいだには、内心穏やかならぬ気持ちが生じることがあります。
職場などでも、美人がちやほやされているのをみると、ほかの女性たちはあまりおもしろくありません。そこでささやかれるのが「やっぱり美人は得よね」の一言ではないでしょうか。
たしかに、じっさい!美人は得なのです
こんな心理実験があります。ある女子学生が書いたというリポートの内容を男子学生たちに評価させました。そのとき、同一のリポートに美人とそうでない女性の写真を添付しました。
すると、同じリポートに対して、美人の写真を見せられた方の男子学生は、より好意的な評価を下したということです。とりわけ、リポートの質がどうしようもないものであった場合、美人の方がはるかに大目に見られたということです。
この結果から言えるのは、仕事などでは美しくない女性は、どこまでも実力本位で勝負しなければならない!ということです。
美人か美人でないかで扱いが異なる
また、こんな実験もあります。男子学生たちにある女性が罪を犯したという設定で、犯罪記事を読ませ、どの程度の刑に服させるのが適当かを判定させるというものです。
その場合、犯人はこの女性だということで、魅力的な女住とそうでない女性の写真を添えておいたのです。すると、同じ罪を犯したという想定でも、両者はまったく異なった扱いを受けることになったのです。
強盗犯罪の場合、魅力的な女性は他の女性よりもはるかに寛大な判決を受けました。現実の犯罪では外見によって判決が異なるようなことはないでしょうが、スピード違反ぐらいなら、美人のほうが大目にみられることはありえます。
とはいえ、美しい女性は美しいがゆえに情状酌量の余地があるものの、その美貌を武器としてこれみよがしに利用したような場合には反感をもたれることになってしまいます。
このことを考えあわせてみても、やっぱり美人は得といえそうです。
もちろん、外見的な容貌によって評価が異なるというのは明らかに偏見です。でも、世の中にはそういった不公平が存在するのも事実。
あなたが美人ならせいぜいそのせいぜいそのメリットを生かしましょう。もし容姿に自信のない人なら、少しでも自分を魅力的に見せる方法を工夫しましょう。あるいは実力本位でいきましょう。以外で勝負できるものを持っておいたほうがいいかもしれません。
美人とそうでない女性を比較すると、美人の方が経済的にも豊かな生活を送れるということが知られています。美人であれば、経済的に成功している男性に選ばれる可能性が高いからです。
まあ、そんな事実を突きつけられても、うれしくもなんともありませんが、現実を直視する目は養われるでしょう。