恋の心理学/恋の診断/恋の真理

img01

コミュニケーション編
ケース7~ケース12


ケース7:何かと言うと、彼は「女はこう」「男はこうだから」と、男女の違いの話にしたがる。

◇あなたが彼に頼りたい依存型の女子なら、こういう彼もOK。彼は女性より男性の方が強いし、偉いと思っているのでしょう。

◇あなたは彼や彼の友達の前で「女らしく」振る舞い、彼を立ててあげるといいでしょう。お料理やお掃除や整理整頓なんかもきちんとやり、女らしいところを見せましょう。

「そうなの、わたし女だから、こうなの」と都合のいいときに、彼を頼って「さすが」「すごい」「ありがとう」と言っておくと彼は気をよくするでしょう。

 もちろん、大きな荷物は彼に持たせ、力仕事や面倒なことは彼にやってもらうといいわ。したたかにね。そういう付き合い方が快適なら、ふたりの相性は○。

◇でも、あなたが男女は対等で、女子も自分のやりたいことを何でも積極的にやっていくのが当たり前と思っている人なら、彼の考え方には腹が立つかもしれませんよ。付き合っていくのはちょっとむずかしいかも。相性は△か×。

 よく話しあって、お互いの考えを尊重できるようなら、いいけど。ふたりがうまくいくかどうかは、これからの付き合いで、あなたがどこまで彼の「男はこう」「女はこう」といった決まり切った考え方のパターンを打ち破れるかにかかっています。

ケース8:お互いに「そう言うと思った」「どうしてわかったの?」「わかるよ」といった会話がよくある。

◇これは相手の性格や考え方がわかっているから言えることです。相性は◎ ふたりは長く付き合っていけそうです。たとえ、彼に対して何か不満があったり、ケンカになりそうなことがあっても、心の中にとどめとかないで、そのつどあなたの気持ちを率直に彼にぶつけていくといいでしょう。もっと、お互いが理解し合えるようになるでしょう。


ケース9:彼は自分の仕事やいまの生き方についての迷いや悩みも話してくれる。

◇彼はあなたのことを信頼しています。そうでなければ、男が自分の心のなかの迷いや悩みについて、話すことはあまりありません。でも、そういうことを話す相手に恋愛感情を抱いているかどうかは別。信頼できるお姉さんと思われていたり、恋人未満のいい友達とみなされている可能性もあります。

◇彼はあなたのことを恋愛感情なしで、とてもいい友人と思っているのかもしれません。あなたのことを、しっかりした女性だと思って、相談相手にしたかっただけなのかもしれません。そうすると、友達としての相性は◎ だけど、恋人としての相性は△ということになります。

◇彼がとても知的で賢い人で、あなたも賢い女性なら、彼はあなたのことを友達としても恋人としても、信頼できると思っているのかもしれません。そうであるならば、理想の関係、これは◎の相性です。

◇冷静に彼との関係を眺めてみてください。友達か、恋人か。友達レベルでも、相性はいいわけですから、まだ可能性はあります。あきらめないで。

ケース10:彼はあなたに対してよく「それはこういうことだよ」「これはこうした方がいいよ」などとアドバイスしてくれる。

◇彼はあなたにいいところを見せたいのです。いいとこ見せたいのは、あなたによく思われたいからで、あなたのことを好きだという気持ちがあるからでしょう。あなたが率直に彼のアドバイスを受け入れられるなら、相性は○です。

◇けれども、彼のアドバイスは頼りにならないとか、彼に言われた通りにやってみたけど、うまくいかなかったとか、彼の言うことが正しいと思えない。そんなふうに感じることが多いなら、相性はいまいち、相性は△です。

◇彼のアドバイスがうるさくなったら、「そうね、アドバイスありがとう。でも、わたしは自分の思う通りにやってみたいの」と、はっきり主張した方がいいかもしれません。

 それで機嫌を悪くするような彼なら、この先付き合ってもうまくいかないでしょう。「ごめん、よけいなことだったかな」と率直に言ってくれれば、これから先も付き合っていける可能性はあります。彼の心がどれだけ柔軟かによるでしょう。


ケース11:ふたりでいても、なぜか、ふっと寂しいと思うことがある。

◇うまく心が通じていないようですね。ふたりの間に見えない壁のようなものがあるのでしょう。もしかしたら、彼が冷たい人なのかもしれません。相性は△です。

◇その寂しさを埋めるために、毎回、彼と会ったらからだの関係を持つというようなパターンになっていませんか。でも、そのあと、かえって、寂ししさがつのるという関係なら、これは相性×です。

 身体的には結び付いても、心が触れ合っていない感じがするなら、そこに愛はないのかもしれない。このような関係を続けていて、傷つくのはあなたです。

 心の通じ合うふたりなら、一緒にいるだけで嬉しいし、あたたかい気持ちになれるものです。たとえ、ケンカをしても、また会いたい、仲直りして前のように、いい感じの時間を持ちたいと思うものです。

 ふたりが結ばれている感じが実感できて、温かい気持ちになれなくては、フィジカルな関係だけでつながっても心がすさんでしまいます。

ケース12:わたしの方が彼より学歴が高い。

◇学歴の差はコンプレックスになる場合があります。とくに男性の方が女性より学歴が低い場合には。いまの社会では就職するにも、学歴が問われることがあります。結婚するときも、学歴を気にする人は多いでしょう。

◇それがいいか悪いかは別にして、彼の方があなたより学歴が低いということは、彼がそのことにこだわりがあり劣等感を抱いている場合は、相性は×です。もし、ふたりがケンカして、あなたが彼の気に障るようなことを言ったら、ほんとは学歴とは何の関係もない問題でも、彼はそのことと結びつけてしまうかもしれません。

◇だったら、こういうカップルは全部ダメなのか?というと、そんなことはありません。彼が大きな夢を持つ人だったり、フツーの男子にはない行動力のある人で、器の大きな人ならば。

 現代では学歴とは関係のないところに価値を見出し、学歴などにこだわりなく生きている人たちも大勢います。彼がそういうところで実力を発揮し、自由なものの考え方をする人なら、学歴の差などは何の問題にもならないでしょう。

 たとえば、学校なんて行ってもしかたがない、だから海外に飛び出して自分の夢を実現するために、即実践で何かを始めたとか、学校を中途で退学して、自分でビジネスを興したとか。アーチストをめざして、アルバイトしながらがんばってるとか。そういう彼の志や行動力を尊敬できて、あなたが彼についていきたいなと思っているなら、相性は大逆転の◎になります。

最新のstory