恋の心理学/恋の診断/恋の真理

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何気ない動作でわかる
彼の気持ち


 知り合ってまだ間もない彼。彼は自分のことをどう思っているのだろう? この先うまくいくのかしら?というあなた。彼とお茶ぐらいはできる関係なら、あなたに対する彼の気持ちを判断できる材料があります。

<試してみよう>カフェでお茶を飲む

 ふたりでお茶を飲んでいるとき。あなたがカップやグラスを持ち上げたとき、彼の反応を見てみましょう。

 彼と向かい合ってお茶を飲んでいるとき、あなたがコーヒーや紅茶のカップを口に運ぶと、彼のつられて自分のカップを口に運ぶようであれば、彼はあなたに好意を抱いています。この先、期待できます。

 人は男女にかかわらず、お互いに好意を持っているときには、相手のしぐさにつられて同じようなしぐさをするものです。それを「ミラーリング」といいます。ちょうど鏡に映ったように同じ動作をするわけですね。

 だから、彼があなたに好意を持っているとしたら、彼もつられて、反射的に、同じようにグラスを持ち上げるのです。

 一緒にお茶を飲んでいても、カップやグラスを持ち上げるタイミングがずれているようなら、相手の気持ちはあまりあなたの方に向いていません。

 「ミラーリング」の動作が起こらないのは、その気がないからです。もし、彼がぜんぜん飲み物に口をつけないとしたら、彼はあなたに気がないのです。

 好意が反映するミラーリングの動作

 お店で他のカップルを観察してみてください。仲のよさそうなカップルには、ミラーリングの動作がよく見られます。別れ話をしているカップルは、この動作が起こりにくいでしょう。 

 もし、あなたが付き合っている彼と別れ話になったとき、お茶を飲みながら話していれば、彼がまったくカップやグラスに手を付けないようなら、彼の気持ちが再びあなたの方に向くのはむずかしいと思った方がよいでしょう。

 逆に、あなたが気のない彼とお茶を飲むような場面になってしまったとしたら、また別れたいという気持ちが決定的になってしまった元カレに復縁を迫られたようなときには、目の前のお茶や飲み物には口を付けないほうがよいでしょう。

 口に出して言わなくても、それが拒絶のサインであることを、さりげなく相手にわからせることができます。まあ、そういう心境の時は、お茶を飲もうという気にもならないでしょうけれど。

 ミラーリングは、相手に好意を持っている場合に起こりやすい現象です。今度誰かと一緒にお茶を飲んだとき、相手の動作を観察してみてください。

 あなたがカップを口に持っていったときに、相手も同じようにつられてそうするようなら、相手もあなたに好意を持っているということです。相手はカップを置いたままということが多いのであれば、あなたのことを好きではないのかもしれません。

 あなたがそうしないなら、あなたはその人のことが苦手なのかもしれません。その人のことが、本当は好きではないのかもしれません。相手のことを苦手と思っていたり、相手の話す内容に共感できない場合は、つられて同じような動作をすることは少ないものです。

 喫茶店などで、目の前にある飲み物に手をつけないのは、初対面の人との面接など、過度な緊張状態にあるときにもそういうことが起こりえます。

 注意:知り合って間もない異性と、喫茶店などで話をしているとき、相手はとてもフレンドリーで、会話も上手だし、話が弾むのに、その人は目の前のお茶や飲み物にはほとんど口を付けていないし、ミラーリングのような動作が起こらないというとき。

 その人はあなたに好意を持っているのではなく、自分に酔いしれているだけなのかもしれません。また、あなたに対して、何らかの勧誘をしようとしている人なのかもしれません。その人がどういう人なのか、気をつけて相手を観察してみてください。

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