恋の心理学/恋の診断/恋の真理

img01
 好感度UPには、笑顔で勝負!

 全英女子オープンで優勝を果たした渋野日向子さんの笑顔が話題になっています。笑顔はそれを向けられた人にも幸せな気分にならせますね。

 渋野日向子さんの笑顔とお菓子好きは、キュートで好感度の高い女性のお手本といってもいいでしょう。

 好感度を上げるには笑顔がいちばん。笑顔は人にうつります。ミラーリングの効果もあるのでしょう。相手を笑顔にさせることもできます。

 あなたを魅力的に見せるのは笑顔
 誰でも笑顔がいちばん魅力的


 どのような顔立ちの人でも、その顔を魅力的に見せる最大の武器はやはり笑顔。自然な笑顔がいちばん人を惹きつけます。でも、人によっては、それがなかなか難しいもの。どうやって笑顔を作ればいいのでしょうか?

 まず、どんな笑顔がいいのか?というとですが、好感度の高い女優やタレント、モデルの顔を思い浮かべてみてください。口を閉じたときに、唇の両端がきゅっと上向きになっていることが多いですね。テレビや映画でよく見かける美人女優やモデルは、たいていそのような口元をしています。

 これはアルカイック・スマイルと呼ばれる口元と似ています。アルカイック・スマイルとは、古代ギリシヤのアルカイック期の美術彫刻に見られる表情です。唇の両端がやや上がり、微笑を浮かべているように見えるため、彫刻に生き生きとした表情を与える表現だそうです。

 実はこの微笑、日本の飛鳥時代の仏像にも見られます。弥勒菩薩半珈思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう)のお顔の口元には、神秘的な笑みが浮かんでいます。
 
 逆に、口角が下がり気味だと魅力的には見えません。「気難しい」「偏屈」「不平不満の持ち主」といった印象を与えます。ほうれい線が目立つようになり、老けて見えますね。笑顔には若見え効果もあります。ある程度年齢を重ね、ほうれい線が気になりだした人も、笑顔を作ればかなり若くみえます。SNSにアップする顔写真もマイナス5歳から10歳ぐらい若く見えることもありますよ。

 笑顔をつくるのが苦手という人も、口を閉じて自然に口角が上がるような口元をつくるようにしてみてください。口角を挙げぎみにし、まなざしはやわらかく、やさしい感じに。笑顔になったときのまなざしは、凝視する感じではなく、自然にやさしい感じになります。


 SNSに掲載するような写真を撮るときも、その口元になるように意識してください。ただ、口は閉じたままにせず、上唇とした唇を離し、その隙間から少し歯が見えるぐらいで、まなざしは目の前の相手に向けているような感じが、より好感度の高い顔写真になります。

 表情はあなたの内面をも変化させます。笑顔をつくれば、気持ちも明るく前向きになれるでしょう。

   

笑顔になれば、気持ちも変わる
 笑えば楽しくなれる!


 『人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ』

 悲しいことがあると涙が出ることがあります。わたしたちはふつう、それを「悲しいから涙が出るのだ」と思っていますが、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズとデンマークの心理学者カール・ランゲは、「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」という説を唱えています。

 涙が出るのは生理的な反応です。何かの刺激があって、その生理的な反応が生じ、それが心理的な情動体験を引き起こすというのです。情動とは悲しみや怒り、喜びなどの感情のこと。つまり、涙が出たことによって、悲しくなるというわけです。これはジェームズ=ランゲ説と呼ばれています。

『うれしいから笑うのではなく、笑うからうれしいのだ』

 笑いが引き起こす生理的変化があります。笑うと顔の表情筋が動き、その変化が脳に伝わります。心理学的には、ジェームズ=ランゲ説以外にも諸説あるようですが、「人は嬉しいから笑うのではなく、笑うから嬉しいのだ」ということも言えるでしょう。

 たしかに、わたしたちは笑えば、気持ちが朗らかになるものです。笑いが絶えない人は、楽しいことがいっぱいあるからよく笑うのではなく、よく笑うから毎日がたのしいのかもしれません。

 笑いは免疫力を上げるという効果もあるそうですから、気持ちを明るくし、ポジティブな毎日を送るために、笑いを取り入れてみてはいかがでしょうか? 親しい友人たちと集まって、みんなで笑う時間を作ってみるのもいいかもしれません。みんなで、大笑いしているうちに、なんだか本当に楽しくなってくるでしょう。

<笑顔を作るペンテクニック>

 ペンや割り箸を横に加えると、口角が上がり笑顔の時と同様の表情になります。それによって脳にはポジティブなフィードバックが行われ、気持ちも明るくなります。PC作業をしているときなども、ペンを横にして加えると、仕事が楽しくなるかもしれません。

 

好印象を与える表情づくり
 表情筋を動かすエクササイズ


 心の内は顔の表情に現れます。ふだんの生活のなかで、心の持ち方や生活習慣によって、顔の筋肉が固まってしまう場合もあります。

 たとえば、ストレスがあると歯の食いしばりが生じ、食べ物を片方で噛む癖があると、左右のバランスが崩れてくることが。頑固な人は口がへの字に曲がり、ほうれい線が濃くなることも。悩みがあると眉間に深い皺がよることがあります。

 顔の表情を作っている筋肉は30種類以上もありますが、通常はそのうちの20~30%しか使われていないということです。目の周りの眼輪筋、眉間の皺と関係のある皺眉筋肉(しゅうびきん)、眼尻から口角に向かう大きな筋肉で表情を豊かにする大頬骨筋―ここを鍛えればくすみや皺が少なくなる効果が―ほか、小頬骨筋、頬筋、口の周りの口輪筋、えらの部分に発達する咬筋など、さまざまな筋肉があります。

 表情筋は身体の他の筋肉と同様、使わないと固くなり、加齢によっても衰えてきます。生き生きとした表情は人にいい印象を与え、好感度が高くなります。

 1:初めに両手をこすり合わせて温め、手のひらに軽くくぼみを作って顔全体を覆う。

 2:人差し指と中指でチョキの形を作り、耳たぶを挟んで回す。呼吸しながら、前まわし・後ろ回し。(ほぐし)

 3:目を大きく見開いて、口を大きく開け声に出して、あいうえおを繰り返します。(表情を豊かにする)

 4:額にしわが寄らないように、両掌で軽く抑え、黒目を上下、左右に動かします。右回し、左回しも行いましょう。左右片方ずつ下瞼をうわ瞼に近づけるようにして目を閉じる。(目がぱっちりする)

 5:正面を見て息を吐きながら舌をべーと出す。/斜め上を見て鼻先をなめるように舌を上向きにして出す。/右真横に舌を出し、右耳をなめるような感じで息を吐く。目線舌先の方向。左側の同様に。(口が滑らかに動くようになる。フェイスラインが整う)

 6:口を閉じ、舌を歯ぐきと頬の間をなめるように回す。右回し・左回し(ほうれい線消し)

 笑顔の作り方は、顔ヨガなどを参考にしてみましょう。以下に、ヨガジャーナルオンラインの顔ヨガページをリンクしました。
 
 →外部リンク ヨガジャーナルオンライン 顔ヨガ

 こんなのもありますよ:スマトレアプリ 無料(アプリで毎日笑顔をチェック。接客業の人にもオススメ)

 →外部リンク 笑顔を採点できるトレーニングツール スマトレ
(Checker Support Co., Ltd)
 


最新のstory