恋の心理学/恋の診断/恋の真理

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モテる女は、なぜか人とよく目が合う。

 

 人が大勢いる場所で、なんとなく人の視線を感じて、その方向に目をやると、じっと自分を見つめている人がいた。また、町を歩いているときや電車に乗っているとき、ふと目を上げると見知らぬ人と目が合ってしまった。そんな経験はありませんか?

 あなたは次の三つのうちのどのタイプですか?

  A:なぜか知らない人ともよく目が合う。

  B:ときどき知らない人と目が合うこともある。

  C:知らない人とはそれほど目が合わない。

 このなかでいちばんモテるのはAタイプの人です。モテるというか、出会いを引き寄せやすい人です。そのまなざしはセクシャルな恋の輝きを発しているからです。

  

人とよく目が合う人は、“運命の出会い”を期待している?

 

 なぜか人とよく目が合うと感じている人は、他人に対する好奇心がとても強い人です。そして、ふだんから、自分をワクワク、ドキドキさせてくれるような魅力的な人や、何か刺激を与えてくれるような人との出会いを求めています。

 人とよく目が合うと感じている人は、その人自身が他人に興味があり、まるで探査機のレーダーのように、そのまなざしを周囲の人に向けているものです。それは本人がほとんど気づいていない本能的なエネルギーです。

 あなたが人とよく目が合う人なら、あなたと目が合った見知らぬ相手は、あなたのそのエネルギーを感じ取っているはずです。相手もあなたと同じようなエネルギーを持っている人かもしれません。きっとその人も、周りに誰か自分をエキサイテイングな気持にさせてくれる人はいないかと、つねにレーダーを働かせているのでしょう。

 そして、あなたとその人の周波数が一致し、お互いの視線が交わるというわけです。相手が異性の場合、同性の場合もありうることですが、そこから恋が始まるということは大いにあり得ます。

 あまり人と目は合わないという人は、そういったレーダーを働かせていないのです。自分が人を見ていないので、人の視線を感じることも少ないわけです。そういう人は出会いも少ないものです。

 
 



 

人とよく目が合う人は、目が合わない人より魅力的?


 誰かと目があったと感じるのは、相手の黒目の部分に焦点が合うからです。わたしたちは何かに強い関心を持つと、黒目の部分の瞳孔が大きくなることが知られています。

 魅力に関する研究で一般によく知られた心理学実験があります。同じ女性の顔写真を二枚用意し、どちらが魅力的かを被験者に答えてもらうというものです。二枚の写真の違いは一か所だけ。一方の写真は黒目の中心にある瞳孔を大きく塗りつぶしてあります。

 この実験では多くの被験者が、瞳孔を大きく塗りつぶしてある方の写真を魅力的と答えるのだそうです。瞳孔が大きくなるのは、人が興奮した時の生理反応。何かに強く惹かれ、魅了されたとき、瞳はきらきらと輝いてみえます。

 ですから、つねに好奇心を持って、周りの世界を眺めている人は魅力的だと言えるのです。

 おしゃれ用のカラーコンタクトレンズは、黒目を大きく見せて、魅力的に見せようというものです。

 面白いことに、瞳孔が開いた目で見つめられると、見つめられたほうも瞳孔が大きくなります。これも生理反応なのです。あなたが好奇心を持って誰かを見るとき、その相手もあなたに興味を抱くのです。そこで、目と目が合うと感じられます。

 異性との出会いも、アイコンタクトから始まります。「出会いのチャンスがない」「誰とも知り合いになれない」「自分はモテない」と思っている人は、人と目を合わすことから始めてみましょう。

 パーティやコンパのときも、人の視線を避け、下を向いていては、誰とも親しくなれません。まずは、相手の視線をキャッチすること。出会いのチャンスは眼差しから。シャイな人は目ヂカラを鍛えましょう。

 「見る」ことは相手に関心があるというサイン。逆に「見ない」というのは、無関心であることを表します。気になる相手の前では、勇気をもって目を合わすということがなければ、いつまでたっても親しくなるきっかけがつかめません。



 






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