性格は似ている方がいい？それとも似ていない方がうまくいく？
エニアグラムで見た男女の相性：同じタイプは理解しやすい。
恋の相性診断での分類はエニアグラムの性格診断を応用しています。エニアグラムの性格タイプは９つあり、男女共通です。
男女で性格の表れ方に違いはありますが、基本的に同じような感じ方・考え方をし、同じような価値観を持っています。タイプが同じだと、お互いに理解しやすい面があります。二人は長所も同じなら、短所も同じ。お互いに相手のいいところを見ているうちはコミュニケーションもスムーズにいくでしょう。「似た者同士は相性がいい」ということになります。
その一方、お互いに相手のマイナス面に目を向けると、それは自分のなかにあるものを相手に見てしまうことになり、ちょっと厄介です。性格のマイナス面でも似た者同士であるため、うまくいかなくなれば、徹底的にうまくいかなくなる場合もありうるわけです。
恋の相性は似ていない方が惹かれ合う？
性格的に自分と違うタイプの相手は、何を考えているのかわかりにくいし、どうしてこんな反応をするのだろうと想像力をたくましくしなければなりません。相手のことがミステリアスに感じられることもあるでしょう。とくに異性が愛の対象となる場合、そもそも男女は違っているわけですから、相手のことがわからないぶん、よりミステリアスでもあるでしょう。憧れや理想の恋をイメージした場合、性格的には違うタイプに惹かれる場合が多いようです。
恋愛観や結婚観の違いを理解していますか？
自分のタイプを理解していれば、好きな人に対して自分のことを知ってもらうために「自分らしい」アピールができます。相手のタイプがだいたいわかれば、どんなふうに接すればいいのか、接し方やコミュニケーションの仕方についてのヒントが得られます。
相性診断のもとになっている性格分類法エニアグラムでは、それぞれのタイプの価値観の違いや共通点が明らかになるので、自分の恋愛観や結婚観を自覚し、相手の恋愛観や結婚感を知ることができます。そこから、各タイプの相性を診断することもできるわけです。相性診断で出たあなたのタイプ、相手のタイプについて、それぞれの相性と恋愛観・結婚観を参考にしてみてください。
９つのタイプの特徴は、なにもそのタイプだけに見られるものではありません。各タイプの特徴とされる性格の要素は、多かれ少なかれ、どのタイプの人の心のなかにも共通してみられるものです。そのなかでも、どの要素がいちばん強いかによって、その人のタイプが判明します。タイプという言い方が、何か決め付けるような感じでお気に召さない場合は、そういう性格傾向の人という受け止め方をしてみてください。
＜9つのタイプの恋愛観・結婚観＞
タイプ1:完全さを求める人（男女）
「愛とは完全でなければならない」ものと考え、”完全な愛”を求めています。
タイプ２：人を助ける人（男女）
愛情にあふれ、また人一倍、愛されたいという欲求が強く、愛を得るため相手に尽くし、相手を喜ばせようとます。
タイプ３：成功を求める人（男女）
人生に成功を求めるタイプ３の男女は、ステイタス志向の人たちです。
タイプ４：個性を求める人（男女)
他の人たちには経験のできないロマンチックな恋を求めています。
タイプ５：観察する人（男女）
静かで確信に満ちた愛を求めます。
タイプ６：忠実な人（男女）
愛を求める心の奥底には、その愛によって自分が守られていたいという欲求があります。
タイプ７：楽天的な人（男女）
”楽しくなければ恋ではない”といったところがあります。
タイプ８：挑戦する人（男女）
恋に落ちると、ためらいなく相手との肉体的に結びつきを求めます。
タイプ９：平和を作り出す人（男女）
相手と一体化したいという欲求を持っています。
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